2014年5月11日日曜日

<活動報告> 5/11 そもそも+「お絵かき」

今日は、板橋区の向原ホールで「そもそも+ お絵かき」でした。
参加者は保育士以外にも、ベビーマッサージ講師の方、幼児の絵画教室の先生、
そして学生さんなども来ていただき、総勢27人でした。


















5つのグループに分かれてセッション開始。
はじめに、お絵描きについて、
子どもの絵(実際に持ってきていたり、写真で印刷してくれたもの)から
どんな様子で描いているかや、発達に合わせた子どもの絵について話しました。

そこから「お絵描きにはどんな意味があるのか」ということを考え、あげていくと。。。

・自己表現や感情の表出をしている
・想いを描いている
・気持ちの表現をしている
・脳を刺激している
・静かに過ごすことが出来る
・友達と楽しんでいる
・色を混ぜ合わせてみることで色彩感覚アップ
・観察力アップしている
・インプットをアウトプットしている
・感情を共有している

と、色々な意味が出ました!
絵を描くって奥が深いねーとみんなで実感したところで、

今後更にお絵描きを楽しくする工夫を出していきます。

・「ひとりで」または「みんなで」描ける環境を作る
・幼児期にのびのびとお絵描きが出来るためには、乳児期の経験が大事!
・友達と絵の共有をする機会を作る
・子どもの描いた絵を綺麗に飾る
・お絵描きの素材を充実させる
・保護者が感じる、子どもの絵への「?」との仲立ちをする
・大人自身が自由に表現したり、体験する
・みんなで1つの絵を描く
・うまい絵より描きたい絵
・お絵描きをする以前に色々な経験をする
・床を使って大きくのびのびと描ける環境をつくる
・描きたい時に描ける環境
・自分たちの日常の写真を飾り、インプットしたものをアウトプットしたくなる仕掛けを作る

などなど。。と、次々と案が出てきて
「いいね、いいねー」「そうした配慮は大切だね」と話は尽きませんでした。

各グループでディスカッションした内容は、
全員でシェアを行いました。
グループごとに、職種も違うので、違った意見も
出ていて、興味深い内容でした



最後の30分間はミニワーク実施。
心理カウンセラーの講師に指導してもらい、
実際に画用紙にクレヨンで絵を描きました。

お題は、「いまの自分の心の状態」というもの。
二人一組になり、絵を通した心の共有や
感情の動きがとてもよく分かるワークでした。



お絵描きの意味を考えた後の実践に、
改めてお絵描きの持つ力を実感した様に思います。

参加者の方々からは
・「お絵描きってなに? を、参加者それぞれの視点で話したり、
 シェアしたり、共感したり、気付きのあるいい時間でした。」
・「お絵描きのこと、子どものこと。久し振りに保育熱の高い人たちと話せて嬉しかったです。」
・「保育士の援助や言葉掛けの難しさを感じる事が出来たので、現場で活かしていきたいです。」

と、ご感想もいただきました。


明日からの保育のエネルギーになるいい会だったなぁと主催者ながらに思います(*^^*)
ご参加いただいた方々のおかげです!ありがとうございました。

今後の「そもそも+」もおもしろいテーマを考えていくので、是非遊びに来て下さいね。

次回の「そもそも+」は、6/21(土)にSpecialバージョンで実施です。
お題は、 「話す」を語る  です。
詳細は、こちらをクリック!

Written by Miho

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